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プロジェクトを概念実証(PoC)から次の段階へと進展させるシスコの新しいIoTプラットフォーム

プロジェクトを概念実証(PoC)から次の段階へと進展させるシスコの新しいIoTプラットフォーム
2017年5月24日
シスコの調査の結果、IoTイニシアティブの60%が概念実証(Proof-of-Concept)の段階で停滞してしまっていることが明らかになりました。
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プロジェクトを概念実証(PoC)から次の段階へと進展させるシスコの新しいIoTプラットフォーム

ローワン・トロロープ(Rowan Trollope)

May 24, 2017
  • Press Release

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  • ​Digitization​ ​/ IoT​, ブログ, セキュリティ

ビジネスでの利用が期待できる新技術が出現するたびに、企業はこぞって調査や実験プロジェクトに乗り出します。しかし、最初のプロジェクトに失敗はつきものです。クライアント/サーバ コンピューティングしかり、データ ウェアハウジングしかり。そして現在は、大規模なIoTプロジェクトで同様の現象が起きています。

ですが、失敗から学ぶことができれば、最終的に多くのIoTプロジェクトを成功に導くことが可能です。より堅牢で柔軟なテクノロジーツールとプラットフォームを手に入れ、外部の問題に対応する有能なチームを配置し、ビジネスにプラスの影響をもたらすエンタープライズ規模のIoTプロジェクトを実行するにはどうすればいいのかについて、理解を深められるようになります。

IoTプロジェクトを頓挫させないためには

シスコは先ごろ、1,845人のビジネスIoTリーダーを対象とした調査を実施しました。その結果、IoTイニシアティブの60%が概念実証(Proof-of-Concept)の段階で停滞してしまっていることが明らかになりました。40%のIoTプロジェクトがパイロット段階に進んでいるものの、ビジネスリーダーが成功と捉えているものは26%にとどまっています。

お客様と対話を重ね、作業内容を分析した結果、IoTプロジェクトを失敗に導く主な要因が2つあることがわかってきました。

1. 統合の複雑さ - IoTプロジェクトは、既存のネットワーク プラットフォーム、データ収集ツール、コンピューティング リソースを新しいやり方で1つにまとめるものです。まったく新しい製品とサービスも統合されます。これらの新しいシステムでは、適切なデータが、適切なタイミングで、適切に使用されることが不可欠であり、さらにはそれらのデータの使用は大規模かつ速やかに行われなければなりません。一部の企業では基本技術の構築を独自に行っています。IoTプロジェクトをDIYでまかなおうというのはすばらしい考えですが、データを見るかぎり、このようなやり方には危険性が伴います。

2. 社内のノウハウの不足 - 新しい技術を使うには、新しいスキルが必要です。ITとの統合が欠かせないラインオブビジネス(LOB)プロジェクトでは、新しいタイプのコラボレーションが必要になってきます。多様性に富んだチームであればあるほど、前向きな結果が得られる可能性が高いことがわかっています。今日のIoTプロジェクトは複雑であり、それらをサポートできる経験豊富な人材は決して多くありません。このことが、プロジェクトの策定から統合への進展を困難にしています。

楽観主義の広がり

企業は時間をかけてこれらの課題を解消していくことになります。一朝一夕にはいかないものの、手順を踏むことで、戦略的IoTプロジェクトのビジネス上のメリットによって、改善がもたらされるはずです。シスコの調査では、回答者の64%がこれまでのプロジェクトの失敗を教訓として、IoTへの投資を加速させていると回答しています。また61%が、今はまだIoTによるビジネス効果の「ほんのさわりにすぎない」と述べています。

このような楽観主義は理にかなったものです。IoTツールは、今後さらに堅牢で、管理のしやすいものへと変わっていくことでしょう。これらのツールを用いた多くのプロジェクトで、プラスのビジネス結果が得られるようになるはずです。

シスコはネットワークそのものに、より多くのインテリジェンスを組み込み、テクノロジー要素とビジネスプロセスを1つに統合するツールをリリースすることで、このような目標の達成を支援します。また、管理のしやすい実際的な方法で、これを行っていきます。

シスコのソリューションの発表

以上、Cisco IoT Operations Platformについて説明させていただきました。シスコは本日、ロンドンで開催されているIoT World Forumでのイベントのなかで、このイニシアティブの発表を行いました。

新しいプラットフォームは3つのコンポーネントで構成されており、シスコは今年中の本格的な展開を計画しています。

1つ目のコンポーネントは「大規模な接続管理」です。シスコでは、ネットワークに接続される膨大な数のIoTデバイスを管理するプラットフォームの構築を進めています。シスコは接続管理分野のリーダーであり――最初に手掛けた製品はマルチプロトコル ルータでした――複数の業界パートナーと連携しています。これらの新しいツールによって、ネットワークに接続される膨大な数のデバイスのスピンアップや保守を、統合アプリケーションから容易に行えるようになります。

2つ目は、業務に応じてデータ処理とデバイス管理を適切な場所で行えるようにするフォグ コンピューティング――特に重要なのが、業務のニーズの変化に合わせてリアルタイムで対応することです。シスコがフォグコンピューティングを開発したのは数年前のことです。それ以来、コンピューティングを必要な時にいつでも利用できる体制を整え、最大の効果を発揮する場所でデータをビジネスに活用できるようにするために、取り組みを続けています。

最後のコンポーネントはデータ デリバリです。お客様にデバイスのネットワークについて理解してもらったうえで、それらのシステムで生成されるデータの収集、照合、実行を支援します。フィルタリングや分配のための拡張可能なツールによって、正しいデータ ストリームが正しいネットワーク、アプリケーション、データ ストア、人物に送られます。

これらの3つのコンポーネントは、シスコのThreat Defenseソリューションを用いた強力なセキュリティ基盤によって支えられています。また、同システムを完成させるにあたり、シスコではマシンと人のコミュニケーションを統合し、より良い環境を作るにはどうすればいいかを模索しました。

ここで説明したような統一されたツール セットがなければ、実際にIoTの導入を円滑に進めることはできません。現行のツールでは、プロジェクトをプロトタイプからプロダクションへと一足飛びに進展させることはまず不可能です。ネットワークの容量や信頼性が十分でない場合も少なくありません。お客様からは、これらのビジネス課題に対処するツールがなければ、プロジェクトは停滞してしまうことになるとの声が聞かれます。

シスコでは、少し前から、自動車メーカーや産業機器メーカーと共同で、このような水面下の問題の解決に向けて取り組んでいます。しかし、そろそろ自社のプロジェクトのコンセプトを実行に移すときです。シスコのIoT Operations Platformは、今年後半より一般提供を開始します。

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* 米国で発表されブログの内容は、以下をご参照ください。
https://blogs.cisco.com/news/ciscos-new- iot-platform- will-take- your- projects-past- proof-of- concept

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